これからのメタ考察6 ーTire3ー
2004年3月6日 MtG考察・研究さてさて、このコーナーもかなり大詰め。
今回はTire3。
メタ次第で大化けするであろうデッキ、クレリックとポンザを考察しよう。
・クレリック(Clerics)
エルフ、ウィザードなど、数々の部族デッキが消滅していくなかで、ゴブリンと共に生き残ってきた部族デッキ。
もちろん、構成カードの9割がオンスロート・ブロックから。
《腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimator(ONS)》+《陰謀団の執政官/Cabal Archon(ONS)》や《邪悪な岩屋/Unholy Grotto(ONS)》のシナジーがあったり、《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch(LGN)》で墓地対策が出来たりと、何かと万能なデッキといえる。
何より、《腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimator(ONS)》を使い回すことによって、他のビートダウン系デッキに比べて格段にコントロールに強い事が特徴。
現在では、従来のビートダウンタイプと、《死の雲/Death Cloud(DST)》を搭載してコントロール要素を加えたタイプ、そして白黒の無限ライフコンボを搭載したタイプの3種類がある。
・これからのクレリック
ゴブリンなどに比べると格段にゆったりしているのが問題。
今は《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》でカバーしているようだが、個人的には《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》はこのデッキには合っていないと思うのでどうかというところ。
だが、グレ神話がメタ筆頭である今は、黒はあいかわらずアーティファクトに触れないので致し方ないか。
メタがもう少し進んでコントロールが台頭してくるようなら充分活躍の余地はあるだろう。
無限ライフタイプは、コンボ構成パーツが多めなので厳しいのこれからも変わらず、といったところだろう。
・ポンザ(Ponza)
日本風に言えば、土地破壊デッキ。
つまり、ランデスのことである。
相手の土地を破壊し、相手の動きを止めつつビートダウンを果たすデッキ。
古くから存在するアーキタイプの1つで、マジックの全てのデッキの大元である土地を攻撃するこのデッキは『回れば最強』と言わしめるほどの力がある。
現環境の主流ポンザは3種類。
赤単ポンザ・ゴブリンポンザ・赤緑ポンザの3種類である。
・赤単ポンザ(Mono Red Ponza)
もっともシンプルなポンザ。
《アヴァラックス/Avarax(ONS)》や《炎歩スリス/Slith Firewalker(MRD)》といった赤の優秀な速攻ビートダウンクリーチャーを《石の雨/Stone Rain(8ED)》や《溶鉄の雨/Molten Rain(MRD)》などといった土地破壊カードでバックアップし、ビートダウンを果たすデッキ。
・ゴブリンポンザ(Goblin Ponza)
ゴブリンスライに土地破壊を組み合わせたデッキ。
金属モックスからの2ターン目ランデスによる支配力は絶大。
ただ、ゴブリンとしてはテンポが悪く、ポンザとしても拘束力が弱かったり、中途半端な部分が多々あるので結局動きがどっちつかずになったりするという不安定さがある。
・赤緑ポンザ(RG Ponza)
《極楽鳥/Birds of Paradise(8ED)》のマナブーストから2ターン目に土地破壊が撃てたり、4ターン目に《すき込み/Plow Under(8ED)》が撃てたりできる。
クリーチャーに緑のものが多く採用されていて、サイズも大ききく支配力があるが、重かったり、速攻がないのでテンポが遅れたりするのが欠点。
そして何よりも、対コントロールに重点が置かれているために、グレ神話やゴブリンを相手にするには相性が悪い。
・これからのポンザ
ポンザ全体に言える事だが、このデッキタイプは対コントロール要素が強いために高速化する現環境では台頭は非常に難しいといえる。
しかしながら、ゴブリンに対してはクリーチャーサイズで圧倒できたりするし、サイド後は《紅蓮地獄/Pyroclasm(8ED)》によって五分程度かそれ以上には持っていけるはず
よって、やはり現在の癌はグレ神話。
今は、このグレ神話にどのようにして対策するかが最大の鍵。
しかしながら、対グレ神話デッキとして、各種白系コントロールなどが有力視されているので再びコントロールが台頭してくるようならば、復権の時はきっと来るだろう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回はここまで。
だんだん短くなっている気もしますが・・・。
あまり気にしないでください。
僕自身、弱小プレイヤーなのであまり深く掘り下げることが出来なくて・・・。
どちらかというと初心者向けの内容になってしまい、レベルの高いプレイヤーのみなさんには退屈な思いをさせてしまいすいません。
次回が最終回となるので、呼んでもらえれば幸いです。
では、また。
今回はTire3。
メタ次第で大化けするであろうデッキ、クレリックとポンザを考察しよう。
・クレリック(Clerics)
エルフ、ウィザードなど、数々の部族デッキが消滅していくなかで、ゴブリンと共に生き残ってきた部族デッキ。
もちろん、構成カードの9割がオンスロート・ブロックから。
《腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimator(ONS)》+《陰謀団の執政官/Cabal Archon(ONS)》や《邪悪な岩屋/Unholy Grotto(ONS)》のシナジーがあったり、《萎縮した卑劣漢/Withered Wretch(LGN)》で墓地対策が出来たりと、何かと万能なデッキといえる。
何より、《腐れ肺の再生術師/Rotlung Reanimator(ONS)》を使い回すことによって、他のビートダウン系デッキに比べて格段にコントロールに強い事が特徴。
現在では、従来のビートダウンタイプと、《死の雲/Death Cloud(DST)》を搭載してコントロール要素を加えたタイプ、そして白黒の無限ライフコンボを搭載したタイプの3種類がある。
・これからのクレリック
ゴブリンなどに比べると格段にゆったりしているのが問題。
今は《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》でカバーしているようだが、個人的には《金属モックス/Chrome Mox(MRD)》はこのデッキには合っていないと思うのでどうかというところ。
だが、グレ神話がメタ筆頭である今は、黒はあいかわらずアーティファクトに触れないので致し方ないか。
メタがもう少し進んでコントロールが台頭してくるようなら充分活躍の余地はあるだろう。
無限ライフタイプは、コンボ構成パーツが多めなので厳しいのこれからも変わらず、といったところだろう。
・ポンザ(Ponza)
日本風に言えば、土地破壊デッキ。
つまり、ランデスのことである。
相手の土地を破壊し、相手の動きを止めつつビートダウンを果たすデッキ。
古くから存在するアーキタイプの1つで、マジックの全てのデッキの大元である土地を攻撃するこのデッキは『回れば最強』と言わしめるほどの力がある。
現環境の主流ポンザは3種類。
赤単ポンザ・ゴブリンポンザ・赤緑ポンザの3種類である。
・赤単ポンザ(Mono Red Ponza)
もっともシンプルなポンザ。
《アヴァラックス/Avarax(ONS)》や《炎歩スリス/Slith Firewalker(MRD)》といった赤の優秀な速攻ビートダウンクリーチャーを《石の雨/Stone Rain(8ED)》や《溶鉄の雨/Molten Rain(MRD)》などといった土地破壊カードでバックアップし、ビートダウンを果たすデッキ。
・ゴブリンポンザ(Goblin Ponza)
ゴブリンスライに土地破壊を組み合わせたデッキ。
金属モックスからの2ターン目ランデスによる支配力は絶大。
ただ、ゴブリンとしてはテンポが悪く、ポンザとしても拘束力が弱かったり、中途半端な部分が多々あるので結局動きがどっちつかずになったりするという不安定さがある。
・赤緑ポンザ(RG Ponza)
《極楽鳥/Birds of Paradise(8ED)》のマナブーストから2ターン目に土地破壊が撃てたり、4ターン目に《すき込み/Plow Under(8ED)》が撃てたりできる。
クリーチャーに緑のものが多く採用されていて、サイズも大ききく支配力があるが、重かったり、速攻がないのでテンポが遅れたりするのが欠点。
そして何よりも、対コントロールに重点が置かれているために、グレ神話やゴブリンを相手にするには相性が悪い。
・これからのポンザ
ポンザ全体に言える事だが、このデッキタイプは対コントロール要素が強いために高速化する現環境では台頭は非常に難しいといえる。
しかしながら、ゴブリンに対してはクリーチャーサイズで圧倒できたりするし、サイド後は《紅蓮地獄/Pyroclasm(8ED)》によって五分程度かそれ以上には持っていけるはず
よって、やはり現在の癌はグレ神話。
今は、このグレ神話にどのようにして対策するかが最大の鍵。
しかしながら、対グレ神話デッキとして、各種白系コントロールなどが有力視されているので再びコントロールが台頭してくるようならば、復権の時はきっと来るだろう。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
今回はここまで。
だんだん短くなっている気もしますが・・・。
あまり気にしないでください。
僕自身、弱小プレイヤーなのであまり深く掘り下げることが出来なくて・・・。
どちらかというと初心者向けの内容になってしまい、レベルの高いプレイヤーのみなさんには退屈な思いをさせてしまいすいません。
次回が最終回となるので、呼んでもらえれば幸いです。
では、また。
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